Aiko先生

書への想いとは?

パソコンの時代だからこそ手で字を書くって大事だなって

今ってパソコンの時代だから、手で字を書くことって少なくなっていると思います。でも字は不思議とその人を映し出してくれる鏡のようなもので、私は人が書く字を観察するのが好きなんです。同時に他の人にもどんどん字を書いて欲しいなと思っています。例えばプレゼントをあげるときにカードを添えるとか、季節のお便りを出してみるとかそんな風に日常的に書くようになって欲しいですね。

 

大人になると速く書くクセがついているので、字が上手くないと思い込んでいる人が多いのですが、実はそんなことなくて、落ち着いてゆっくり書くように心がけるだけで随分変わります。

 

レッスンでは生徒さん同士のコミュニケーションが相乗効果になることも多くて、「この字、上手ですね」と他の人から褒められると、嬉しくなってますます書きたくなるものなんですよね。私から教えるだけではなくて、そう言った生徒さん同士のお声がけでお互いを高めていける雰囲気がとても心地良いですね。

字を書くのが苦手だと思っている人へのアプローチは?

お気に入りの道具を見つけることから始めてもらってます

まずはゆっくり書くクセをつけること、あとはレッスンに何度か通っているとその人の文字クセが見えてきます。これは私から指摘するのではなくて、生徒さんと一緒に書いた文字を観察して、「あ、ここ右に下がってますね」とか「ここもう少し大きくしたらバランスが良さそうですね」などと話しながら修正していっています。

 

ある時生徒さんから「筆を持つのが怖くなくなったんです」と言われたことがあって、その時はとても嬉しかったですね。字を書くのが好きになれば自然と手で書く機会が増えてくると思います。年賀状もぜひ手書きで書いて欲しいですね。

 

あとは道具から入ると言う方法もあって、私はよく関内にあるキョー和と言う専門店で道具や材料を買っているのですが、そこでは試し書き用の紙や筆がたくさん用意してあるんです。特に筆は手に持ってしっくりくるものがオススメです。最初にお気に入りの筆を買うと道具に愛着を持てるので、書いてて楽しくなりますよね。

 

書と絵を組み合わせたスタイルはどうやって生まれたのですか?

もともと絵を描くことも字を書くことも好きでした

仕事で体調を崩して休職してから、心の内を筆で表現するようになりました。 始めは筆で絵を描いていたのですが、だんだんと文字も心に浮かび上がるようになって、絵と書を組み合わせた表現方法はこの頃生まれました。

 

もともと絵や字を書くことは、子供の頃から好きでした。自分と向き合う時間が多くなり、日頃心に感じた想いや、大切な人に伝えたいメッセージを絵と書で表現し、書くことが生きがいと感じるようになりました。

 

心があたたかくなるような、ほっとするような、HAPPYな気持ちになってもらえるような、そんな書をこれからも書き続けていきたいと思っています。

教えるようになって気がついたことは?

何が分からないかを分かってあげられないといけないなと

人それぞれ難しいと思うところが違うので、何が分からないかを分かってあげられないといけないなと思っています。そのためには生徒さんの手になって一緒に文字を書くように、生徒さんの気持ちになって一緒に考えてあげることが大事だと思っています。

 

普段は大人の方をメインに教えているのですが、お子さんにも教えたことがあって、大人はつい頭で考えて手が固まってしまうことが多いのですが、子供の場合は「まっすぐ線を書いて下さい」って言うと「はい、出来ました!」「えっもう終わったの?」って言うくらい潔いですね。それで本当に綺麗にまっすぐ線を書けるから驚きます。

働き方に変化はありましたか?

出会いに助けられています

以前は会社で働くのが当たり前だと思っていたのですが、いざ辞めてみたら気づくことが多かったですね。会社で働いているだけでは出会えなかった人もたくさんいますし、見えてなかったものが見えるようになったと言うか。

 

私の場合は周りの人に本当に助けられて今があります。書の活動を始めて5年になりますが、巡り合わせと出会いが私にとっては一番大きいですね。本当に感謝しています。

Aiko先生

書道師範、栄養士、介護福祉士の資格をもつ。ミラノ、ロンドン、銀座、上野、鎌倉などで 個展やギャラリー展、地域のアートイベントにも参加。現在川崎で書道教室を開講しています。書とアート で自由に表現する楽しさを伝えたいという想いを胸に活動を続けています。

 

お客様に向けて:手書きの文字だからこそ伝わるものがあります!習ってみたいけれど‥と迷われている方は ぜひ!アットホームでどなたでも楽しく学べる空間です。単発OKなのでどうぞお気軽にご参 加くださいませ。